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新電力を比較するポイントを解説!卒FIT後の買取に対応する新電力も

2019.12.6

新電力(PPS)とは、電力自由化の影響で新たに電力販売事業に参入してきた電力会社です。

2016年4月に始まった電力の完全自由化から、この3年ほどの間に新電力会社が次々と登場し、2019年11月26日の時点では627にまで増えています。

そこで、電力会社を自由に選ぶ上で大切な、新電力を比較する際のポイントを解説。太陽光発電の余剰電力を買い取ってくれる注目の新電力会社も紹介します。

新電力(PPS)とは?従来の電力会社と何が違うの?

新電力とは、名前からもわかるように「新しい電力会社」です。新電力は、特定規模電気事業者を表す英語Power Producer and Supplierの頭文字を取ってPPSとも呼ばれています。

2016年4月に電力自由化が始まるまで、電力の販売は東京電力や関西電力といった一般電気事業者10社が地域ごとに独占して行ってきました。しかし、電力の完全自由化が始まり、一般電気事業者以外でも一般家庭向けに電力の小売ができるようになったことで、新たに参入してきたのが新電力(PPS)です。

発送電を一貫して行う一般電気事業者に対して、一般的に新電力会社は発電を行わず、電気の小売のみを行います。そのため、一般電気事業者に対して「小売電気事業者」と呼ばれています。

新電力も同じ送電を利用

新電力会社は一般電気事業者と同じように、発電を専門とする発電事業者から電気を調達し、一般電気事業者が有する電線路を通じて電気を供給しています。

そのため、新電力会社に切り替えた場合も、それ以前と電気の質は変わりませんし、停電が頻繁に起こるといったこともありません。新電力会社の多くは、電気の売り方や、お得なプランの工夫などにより、人気を集めています。

電気の小売のみを行う新電力会社が多い中で、一部の新電力会社は、太陽光や風力、水力など再生可能エネルギーを活用したクリーンな発電方法を採用しています。

新電力で特に気になるのは電気料金についてだと思います。「新電力に切り替えると電気料金が安くなる」と耳にして、いろいろ調べているという方もいるでしょう。

しかし実際のところ、安くなるかどうかは電気の利用状況によるため、一概に「大手から新電力に切り替えれば安くなる」とはいえません。切り替えを検討する際には、現在の電気料金明細書などを見て電気使用量とプランを照らし合わせる必要があります。

新電力について、詳しくは「PPSとは?混同しやすいIPPとは?電力自由化で話題の新電力をわかりやすく解説!」の記事をご覧ください。

電力自由化によって生まれた「新電力」

「電力自由化」という言葉は、2016年4月にスタートするまで、あまり耳にすることがなかったかもしれません。しかし実は、電力自由化は2000年から段階的に進められていたのです。

日本では1951年に地域ごとの電力会社が発足してから、独占体制で電気の供給が行われてきました。市場が独占されているため、電気を安定して供給できるというメリットはありますが、一方で世界的に見ても電気代が高いというデメリットがあり、値下げが求められてきました。

新電力でコストダウンの可能性も

電気料金の値下げを実現すべく進められたのが、電力自由化です。それまで各地域の電力会社以外に選択肢のなかった家庭や事業所は、新電力の参入により数ある電力会社から自由に選んで契約できるようになりました。

前述のとおり、小売電気事業者の数は年々増えて価格競争が激しくなっているため、選び方によっては電気代もこれまでより抑えられるようになっています。

電力自由化について、詳しくは「電力自由化とは?比較サイトを見てもわからない人に比較ポイントを解説!」の記事をご覧ください。

新電力会社を比較するポイントとは?

冒頭でもお伝えしたとおり、新電力会社の数は2019年(令和元年)11月26日現在で627にまで上っています。

なお、小売電気事業者の一覧は、経済産業省資源エネルギー庁による「登録小売電気事業者一覧」をご覧ください。

しかし、ここまで多くの新電力会社があると、どの会社がいいのか、何を重視して選べばいいのか頭を抱えてしまうのではないでしょうか。

新電力比較のポイント

新電力会社は、それぞれにさまざまなプランを打ち出しており、選ぶ際にはさまざまな面からしっかりと見比べる必要があります。比較するポイントとしては、以下のようが挙げられます。

  • 電気料金の値段(切り替えることで安くなるかどうか)
  • セット割などがあるか(利用しているガス、携帯電話、ポイントカードなどとの連携は要チェック)
  • 安定性、実績があるか(大手電力会社のグループ会社であるかなど)
  • エコや環境に配慮しているか(再生可能エネルギーを利用しているかなど)
  • 解約金や違約金、契約期間の縛りがあるか(なければ他社への乗り換えがしやすい)
  • 顧客対応がいいか(土日でもサポートがあるかなど) 

この中から、再生可能エネルギーについてもう少し詳しくみていきましょう。

クリーンな発電方法を行う新電力会社

新電力会社の中には、太陽光発電をはじめとするクリーンな方法で発電された電力を採用し、供給をしている会社もあります。

このような新電力会社の多くは、再生可能エネルギーの利用拡大を目標に掲げています。実際にどれほどの電力を太陽光発電で賄っているのかは、電力会社が開示する電源構成(どの方法で・どのくらいの割合で電気が作られているかを表すもの)を確認しましょう。

クリーンな発電方法

電力自由化スタート当初は少なかった再生可能エネルギーを利用する新電力会社も、今では全国各地にあります。例として、Looopでんき、湘南電力、自然電力などが挙げられます。

太陽光発電の買取を行う新電力

太陽光発電システムを所有している方の中には、卒FIT(固定価格買取制度)後の対応に頭を抱えている方もいるのではないでしょうか?

卒FIT後の選択肢の一つとして、再生可能エネルギーを利用する新電力会社に売電することも検討するとよいでしょう。卒FIT後の売電について、詳しくは「卒FIT後も売電できる?FIT制度後の電力会社等の対応とあわせて解説」の記事をご覧ください。

また、特定の発電関連機器の購入などといった条件を満たせば、通常の料金より高く売電できる「上乗せ買取」を行う新電力会社もあります。

FIT買取満了後に余剰電力の上乗せ買取するところとしては、株式会社スマートテック、SBパワー株式会社、株式会社NTTスマイルエナジーなどが挙げられます。上乗せ買取してもらうには条件が比較的厳しい場合もありますが、一度確認してみるとよいでしょう。


「新電力に切り替えれば安い」というイメージは、必ずしも正しいとはいえません。新電力への切り替えを検討する際は、自宅でどのくらい電気を使っているのかなどを確認した上で、各新電力会社のプランを比較するようにしましょう。

太陽光発電システムを所有している方は、卒FIT後の対応にも注目して検討することをおすすめします。

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