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太陽光発電の売電メーターとは?交換のタイミングや見方を解説

2020.9.16

売電メーターは、太陽光発電システムなどで売電した電力量を計量する機器です。 これから太陽光発電を導入する場合は、売電メーターとしてスマートメーターが採用されることがほとんどです。

この記事では、売電メーターやスマートメーターとは何か、売電メーターの見方など、売電メーターについて詳しく解説します。

太陽光発電の売電メーターとは何か?

売電メーターは電力量計の一種です。

電力量計とは、取り付けた電路の電力量を計量する機器です。電力量計には、電力会社からどれだけの電気を買ったのか計量する「買電メーター」も含まれます。

これらの電力量計は、「電気メーター」や単に「メーター」と呼ばれることもあります。

なお、電力量計について、詳しくは「電力量計の仕組みとは?読み方やスマートメーターについても解説」をご覧ください。

電力会社は、電力量計(買電メーター)の数値を確認(検針)することで、電気料金の請求額を決定します。

従来は、電力会社の職員が各家庭や施設を一軒ずつ訪問し、設置されている買電メーターの値を検針していました。現在では、通信機能のついた「スマートメーター」が普及しているため、職員の訪問が不要となってきています。順次、従来型の電力量計から「スマートメーター」への取り換えが進んでいます。

スマートメーターについて詳しく知りたい方は「スマートメーターとは?家庭の電力「見える化」に不可欠な新システムを解説」をご覧ください

電力会社から購入した電気を使用するだけであれば、買電量を確認できれば十分ですが、太陽光発電システムを導入して売電をする場合、電力会社にどれだけ電気を売ったのかを計量する「売電メーター」が必要です。

売電メーターは、売電した電力使用量を計量するためのメーターであり、原則として、買電メーターとは別に設置されます。

なお、太陽光発電システムの周辺機器や基本的な仕組みについては「太陽光発電システムの基礎知識【よくわかるまとめ】」にまとめていますので、併せてご覧ください。

職員

売電メーターは「持ち主」と「交換のタイミング」に注意

買電メーターおよび売電メーターは、10年に一度の交換義務が定められています。

契約者の電力使用量を計量するために電力会社が使用する「買電メーター」は、基本的に電力会社が設置、交換、管理、メンテナンスを行います。

一方で、売電メーターの所有権や、交換時の費用負担の取り扱いは、電力会社によって異なります。

売電契約をしている電力会社により、売電メーターの所有者が電力会社なのか、太陽光システムの所有者なのかという考え方に違いがあります。また、交換の費用をどちらが負担するかも異なります。

メーターの所有権は電力会社にあるものの、取り換えの費用は使用者が負担するという場合もあるため、売電契約や売電メーター設置の際の取り決めに注意しましょう。

新しい売電メーター「スマートメーター」とは?

スマートメーターとは、通信機能をもった電子式電力量計(メーター)です。

電力量計には機械式(アナログ式)と電子式(デジタル式)があり、電子式電力量計に通信機能を持たせたものがスマートメーターです。

電子式電力量計には、時計機能やカレンダー機能など、多機能化されたモデルも販売され、比較的、小型であるというメリットがあります。

スマートメーター

また、スマートメーターは30分ごとに電力使用量を計量し、計量データを遠隔地(電力会社のサーバーなど)に送信できます。

送信されたデータは電力会社のサーバーに蓄えられるため、契約者がスマートフォンアプリなどで詳しい電気使用状況をリアルタイムに確認できたり、引っ越しに関する電気手続きをネット上で完結できたりと、利便性が高いことが特徴です。

さらに、スマートメーターには、「売電メーター」と「買電メーター」の機能を併せ持ったものもあります。

太陽光発電で売電する際に、通常であれば「売電メーター」と「買電メーター」という2つの電力量計を設置しなければならないところを、両者の機能を持つスマートメーター1台で対応することが可能です。

スマートメーターについては、先述した「スマートメーターとは?家庭の電力「見える化」に不可欠な新システムを解説」を併せてご覧ください。

売電メーターの見方をわかりやすく解説

検針が必要な従来の電力量計は、順次スマートメーターに取り換えられているため、太陽光発電システムの導入においても、新設される電力量計のほとんどはスマートメーターとなります。

ここからは、スマートメーターで計量された電力使用量の見方について解説します。

スマートメーターでの売電量の見方

スマートメーターには、数値がデジタル表示されるディスプレイがあり、その数値を読み取ることで売電量を確認できます。

売電を行っている電路に設置されたスマートメーターのディスプレイには、売電量と買電量の2つの数値が数秒ごとに交互に表示されます。

売電量の表示

売電量は矢印がついた数値で表示され、単位はkWh(キロワットアワー)です。

買電量の表示

ただし、表示されている数値は、スマートメーターが取り付けられてから現在までの合計の売電量です。

つまり、ある月の売電量を知りたい場合は、先月末の数値を記録しておき、以下のように計算する必要があります。

スマートメーターの数値(kWh)-先月末のスマートメーターの値(kWh)

また、その月の売電料金の計算方法は「売電価格(円 / kWh)×今月の売電量(kWh)」です。

売電価格は、導入した太陽光発電システムの発電区分などによって異なります。

電力会社が専用のアプリケーションなどをリリースしているなら、売電価格や月ごとの売電量などを確認できる場合があるので、ぜひご利用ください。

スマートメーターでの買電量の見方

先述の通り、太陽光発電などで売電を行っているスマートメーターのディスプレイには、売電量と買電量の両方が表示されています。

数秒ごとに売電量と買電量が交互に表示され、表示に矢印が付いている方が売電量、矢印が付いていない方が買電量です。

買電量についても、これまで使用した電力量の積算が表示されています。つまり、その月の買電量のみが表示されているわけではなく、累積の電気使用量となります。

その月の買電量(電力使用量)を知りたい場合は、以下のように計算します。

スマートメーターの数値(kWh)-先月末のスマートメーターの数値(kWh)

その月の買電量がわかれば、電気料金は「電気料金(円 / kWh)×今月の買電量(kWh)+基本料金等(円)」のように算出することができます。

なお、基本料金や1kWh当たりの電気料金は、契約している電力会社のプランにより異なります。

契約内容は、毎月の電気料金表に記載されているか、専用のアプリやマイページで確認できます。

電気料金

この記事では、売電メーターについてみてきました。

電力量計の多くはスマートメーターに取り換えられつつあり、太陽光発電を新たに導入する際は、ほとんどの場合で売電メーターとしてスマートメーターが設置されます。

太陽光発電システムを導入された方は、ぜひお役立てください。

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