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分電盤とは?交換タイミングや費用、太陽光発電やIH対応などについてもわかりやすく解説!

2019.6.18

家庭での電力利用に欠かせない装置が「分電盤」です。耳なじみのない名前かもしれませんが、一般的な安全装置である「ブレーカー」と深い関わりがあります。

こちらでは、分電盤の概要、交換タイミングや費用、太陽光発電対応の分電盤などについて解説します。

分電盤とは?ブレーカーのこと?

分電盤がどういったものかわからなくても、「ブレーカー」という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。ブレーカーには、いくつかの種類があります。分電盤とは、それらのブレーカーをひとつに集約した装置です。

各部屋に電気を分配するために、住宅には必ず分電盤が設けられています。また、電気の使い過ぎや漏電を防ぐ役割もあり、安全上も非常に重要な装置です。

分電盤の仕組みと役割

分電盤の中に複数のブレーカーが入っていることは上述したとおりです。具体的に説明すると、分電盤は以下のようなブレーカーで構成されています。

分電盤の役割

アンペアブレーカー(リミッター)

契約しているアンペア数を超える電流が使用された場合、自動的に電気を切るのが「アンペアブレーカー(リミッター)」です。一般的に「ブレーカー」と呼ばれているのはこの種類です。ただし一部の地域では、分電盤内にアンペアブレーカーがない場合もあります。

漏電ブレーカー(漏電遮断器)

「漏電ブレーカー(漏電遮断器)」は、配線内の漏電を感知して電気を遮断します。アンペアブレーカーがない分電盤では、この漏電ブレーカーがアンペアブレーカーの役割を兼任します。

配電用遮断器(安全器)

「配電用遮断器(安全器)」は用途や配線の行先ごとに設けられるブレーカーです。各配線で安全に利用できる量を超えた電流が使用された場合に、電気を遮断します。

分電盤の交換は必要?かかる費用は?

住宅の電気利用で重要な役割を果たしている分電盤。それだけに、経年劣化や故障が起きれば交換が求められます。
以下では、分電盤を交換するタイミングや費用についてお話しします。

分電盤の交換が必要なタイミングは?

一般的に、分電盤は設置から13年程度で寿命を迎えるため、交換が必要だといわれています。ただし、13年という寿命はあくまで目安であり、異常が起きている場合は速やかな交換が必要です。

発熱、異音を発している分電盤はすでに寿命を迎えているか、なんらかの異常が起きている可能性があります。焦げ跡なども寿命・異常のサインであるため、外観にも気を配りましょう。分電盤の劣化により、普段以上に多くの電気代がかかることもあります。

分電盤の交換

また、分電盤の設置位置によっては、劣化が早まってしまう可能性もあります。埃がたまりやすい場所や結露しやすい場所などに設置されている場合は、目立った異常がなくても位置の変更、機械の交換をおすすめします。

そのほかに、契約アンペアを変更する場合も分電盤の交換が必要です。いずれの場合も、分電盤の交換作業は電力会社に依頼することが一般的です。

分電盤工事の費用の目安

分電盤本体の価格は2万~4万円です。分電盤自体はあくまで「入れ物」であるため、これに加えて、各種ブレーカーを必要に応じて購入します。ブレーカーの価格は3千~1万円です。

また、通常は業者に交換作業を依頼するため、最低でも1万円程度の工賃が発生します。さらに、もともと取り付けられていた分電盤を廃棄するための費用も必要です。

合計で、分電盤の交換には5~8万円の費用が発生します。交換の際は、業者に一括で見積もりを出してもらうのが一般的です。

太陽光発電を利用する場合、分電盤の交換は必須

太陽光発電設備を設置する場合、一般的な住宅用の分電盤では対応できません。発電設備のひとつであるパワーコンディショナーと接続できる分電盤が求められます。太陽光発電用の分電盤を組み込めば、発電した電力を用途や配線先に応じて分配・調節できるようになります。

また、余剰電力を電力会社に送電する際も、一般的な分電盤では対応できません。通常とは異なる方向に電気を送る「逆潮流」という機能が必要になります。余剰電力を売電する場合は、逆潮流に対応した分電盤が不可欠です。

太陽光発電システム対応の分電盤をご紹介!IH対応の商品も

上述したとおり、太陽光発電システムには、専用の分電盤が必要です。具体的には、パワーコンディショナーと電力量計に接続できる分電盤が求められます。

なお、太陽光電発電システム用の分電盤は通常の分電盤よりも価格が高めです。また、分岐回路数や予備スペース、主観容量などによって価格が変わります。近年はスマートHEMS、IH、エコキュートに対応している分電盤もあり、選択肢が広がっている状況です。

以下では、太陽光発電システム対応の分電盤を2つ紹介します。

太陽光発電システム対応分電盤①パナソニックBHM 87222M2

  • 品番:BHM 87222M2
  • 主幹容量:75A
  • 回路数+回路スペース:22+2
  • 希望小売価格:120,000円(税抜)

特徴:

パナソニックの太陽光発電システム対応分電盤です。IH、エコキュートにも対応しています。定格容量4.8~6.4kWのパワーコンディショナーに適しています。

太陽光発電システム対応分電盤②日東工業HCD3E7-223SE3

  • 品番:HCD3E7-223SE3
  • 主幹容量:75A
  • 回路数+回路スペース:22+3
  • 希望小売価格:76,000円(税抜)

特徴:

日東工業が展開している創エネ対応分電盤のひとつです。エコキュート、電気温水器、IHに対応しています。ドアなしタイプへの変更も可能です。


発電した電力を自家消費する場合にも売電する場合にも、太陽光発電システムに分電盤は不可欠です。今回ご紹介したように、分電盤は電気の安全性を維持する役割も担っています。

太陽光発電システムを導入する際は、分電盤に関しても慎重に選ぶことをおすすめします。また、分電盤は寿命が短いため、大きなトラブルにつながる前に交換するようにしましょう。

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