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太陽光発電協会(JPEA)とは?組織・概要をまとめました

2019.4.29

日本の太陽光発電において特に重要な役割を果たしている業界団体が「太陽光発電協会(JPEA)」です。
この記事では、太陽光発電協会(JPEA)の概要や役割についてお話しします。

そもそも太陽光発電協会(JPEA)とは?

太陽光発電協会(JPEA)は、日本における太陽光発電の普及促進を目的として1987年に設立された団体です。
JPEAは「Japan Photovoltaic Energy Association」の略称です。
日本の太陽光発電関連団体の中では最大手であり、太陽光発電の普及を先導しています。

入会組織・企業

太陽光発電協会への入会に特別な条件はなく、太陽光発電に関心を持っていれば企業規模に関わらず入会できます。
所属しているのは主に、太陽光発電を研究している学会、事業で太陽光発電を利用しているメーカー、電力会社などです。
所属組織・企業をいくつかご紹介します。

  • 京セラ株式会社
  • パナソニック株式会社
  • 日立化成株式会社
  • 株式会社ブリヂストン
  • 三菱マテリアル株式会社
  • SBエナジー株式会社
  • オムロン株式会社
  • 田淵電機株式会社 など

入会するには

入会する際には、入会金として50万円が発生します。以降は、年会費として60万円の支払いが必要です。入会初年度の年会費は、入会月以降からの月割り計算です。

入会者への特典

入会者には行政の動向、各種関連資料など太陽光発電に関する情報が優先的に提供されます。また、機関誌や会報誌など定期刊行物が無償で提供されます。
協会が主催するイベントやシンポジウムに無料または会員価格で参加することも可能です。

太陽光発電協会(JPEA)は何をしているの?事業内容を紹介

太陽光発電協会(JPEA)は、太陽光発電システムの技術向上、普及促進を通じて、日本産業の発展や国民の生活の向上を目指した事業を行っています。

1987年の設立以降、太陽光発電を取り巻く状況は大きく変化してきました。2016年の「パリ協定」では地球温暖化の問題が大きくクローズアップされ、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの重要性が世界的に注目されはじめました。
日本では災害によって緊急時のインフラの必要性が高まったことや、固定価格買取制度(FIT制度)の開始により太陽光発電の導入が急増したことも記憶に新しい出来事です。
JPEAはこうした時代やニーズの変化に合わせて事業内容の発展を続けています。

JPEAのホームページでは以下の項目が事業内容として掲載されています。

  1. 太陽光発電に関する生産、流通、利用及び貿易についての調査、研究及び統計
  2. 太陽光発電の普及促進に関する関係機関等への建議・意見具申
  3. 太陽光発電に関する標準化及び規格化についての調査研究
  4. 太陽光発電に関する会員相互の交流及び内外関係機関、団体との連携並びに国際協力の推進
  5. 太陽光発電に関する市場動向、技術開発、利用等に関するシンポジウム、セミナー等の開催
  6. 太陽光発電に関する広報・啓発
  7. 太陽光発電に関する需要家又は消費者との相談等に関する業務
  8. その他前条の目的を達するために必要な事業

太陽光発電協会(JPEA)の各部会の役割

太陽光発電協会(JPEA)は複数の部会で構成されており、それぞれ違った役割を担っています。各部会の役割について簡単にご説明します。

住宅部会

一般住宅用太陽光発電の普及促進を行っている部会です。具体的には、システム販売・施工品質の向上や、啓発活動に取り組んでいます。

公共・産業部会

公共・産業用に導入する太陽光発電の課題に取り組んでいる部会です。システムの安全性向上を啓発しています。

国際部会

太陽光発電の国際的動向調査や、海外の太陽光発電団体との仲立ち、情報交換を行っている部会です。

広報部会

定期刊行物、イベント、ホームページで情報提供、広報活動を行う部会です。

光発電部会

太陽光発電業界全体に共通する技術課題について議論し、意見をまとめる部会です。

高密度連系部会

設備を大量導入する際に生じうる電力系統の問題に対して検討し、対策を立てる部会です。

施工制度運営部会

太陽光発電システムの施工に携わる優秀な技術者の確保・増員に取り組む部会です。

適正処理・リサイクル研究会

太陽光発電システムを廃棄する際の処理方法、リサイクル方法について研究する部会です。

統計委員会

太陽電池に集荷量を集計し、発表している部会です。

太陽光発電事業者連絡会

太陽光発電事業者同士の交流促進を支援している部会です。太陽光発電事業全体の発展を目指し、課題抽出や解決策の検討も行っています。

太陽光発電システム保守点検ガイドライン

近年のJPEAの活動の中で代表的なものが「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」の発表です。この中には、太陽光発電システムのメンテナンス方法やトラブルシューティング、作業者の安全を守るための取り組みがまとめられています。

住宅用太陽光発電システムの定期点検要領についても記載されています。太陽光発電を導入している方や保守点検を行っている方にとっては有益な資料です。
その技術資料としての価値が評価され、FIT法改正後に国が発表した「事業計画策定ガイドライン」の中では参照を推奨する文書として紹介されています。

太陽光発電協会(JPEA)とJP-AC(JPEA代行申請センター)の関係は?

JP-AC(JPEA代行申請センター)はJPEAの傘下にある組織です。
50kW未満の太陽光発電事業認定代行申請、太陽光発電設備の年報報告の窓口として機能しています。電子申請に関する問い合わせにも対応しています。

組織体制上、JP-ACはJPEAの傘下にありますが、実際には経済産業省から委託を受けている独立組織であり、基本的にJP-ACとJPEAの間で情報共有はありません。所在地や業務はまったく別です。このことから、両者はまったくの別組織と言っていいでしょう。

JPEAとJP-ACは組織体制上の関係や名前が似ていることからしばしば混同されます。特に、認定申請に関する問い合わせをJPEAにしてしまうことが多いようです
。上述したように申請に関する問い合わせはJP-ACが窓口であり、JPEAでは対応できません。認定申請に関する問い合わせは、JP-ACに連絡してください。


JPEAは長らく太陽光発電の発展に貢献してきた団体です。今後も、積極的な情報発信や、太陽光発電に携わる企業のコミュニケーション促進をしていくことが期待されています。
発信している情報は入会者だけではなく太陽光発電に関心がある全ての方にとって有益なため、注目してみてはいかがでしょうか。

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