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環境保全のために太陽光発電は有効なのか?関係性や実際の事例を解説!

2021.2.25

太陽光発電の導入を検討している方に向けて、環境保全の観点から太陽光発電の必要性について解説します。また、自分たちでできる環境保全について、事例もそえて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

環境保全の必要性とは?環境が悪化する原因もご紹介

環境保全とは、事業者の経済活動などによって環境に加えられる影響のうち、環境を守っていく上で支障となりうる環境負荷を低減させるための取り組みのことを言います。

環境が悪化していることによって起きている問題とその原因

地球環境の悪化しによって起きている問題には、オゾン層破壊の進行や海洋汚染、野生生物の減少といった地球全体に関わるものと、大気汚染や水質汚濁、騒音、振動、地盤沈下、悪臭といった私たちの生活環境に密接に関わるものがあります。

このような諸問題に対する取り組みが環境保全です。

すでに悪化している環境によって起きた問題について対策を講じるのも重要ですが、環境が悪化する原因に対処することも重要な環境保全の取り組みとなっています。

そもそも環境が悪化する原因の一つに、地球温暖化や気候変動があり、それらは私たちの生活の中に要因があります。

現在、事業者や農家によって環境に配慮した取り組みが行われていますが、それだけでは環境を守るのに十分とは言えません。私たち自身も環境保全を日常的に実施していかなければ、環境は改善されず徐々に悪化していく可能性が高いといえるでしょう。 

環境保全の取り組みイメージ

環境保全のために自分たちでできること

環境保全のために自分たちにはどんなことができるのか、ごみの分別や節電など普段の生活から実践できることを紹介します。 

ごみの減量と分別で二酸化酸素排出の低減に貢献

環境保全のためには、温室効果ガスである二酸化炭素の排出を減らすことが重要です。私たちの普段の生活で貢献できることの1つにごみの減量があります。

家庭から出て回収されたごみは焼却炉で燃やし、灰にすることで処理されています。その際、ものを燃やしているわけですから、ここには二酸化炭素が発生しています。

二酸化炭素の排出量は、ごみの量が多ければそれに比例し、多くなります。つまり、私たちが普段のごみを減らすことで、二酸化炭素の排出を減らすことに繋がります。

具体的には、以下のような日常生活の細かなことでも意識することで、ごみの量を減らし、二酸化炭素排出量の減少に繋がっていきます。

  • 食べ残しを減らす
  • 買い物の際、レジ袋をもらわずエコバックを使う
  • 自宅では紙コップや紙皿などの使い捨てのものを極力使わない
  • 洗剤やシャンプーなどは、詰め替え商品を購入する

また、ごみの分別については、中には「最終的に全部いっしょにして燃やしているから意味がない」という認識を持っている方もいらっしゃいます。

古紙やペットボトル、瓶、缶などの資源ごみは、回収されたあとはリサイクルされています。 そのため、燃やすごみと資源ごみを正しく分別することが大切です。ごみの分別をきちんと行わないと、資源としてリサイクルできるものまで燃やしてしまう恐れがあり、結果としてごみも二酸化炭素の排出量も増えてしまいます。

環境保全の循環

省エネを意識して電力消費を減らす

電力消費を減らすことも二酸化炭素の排出を減らすために有効です。

ごみの焼却と異なり、一見、省エネは、二酸化炭素の排出削減に関係ないようにみえますが、 火力発電が電力の発電割合の約80%を占める日本では、環境保全のために、必要なことです。

日本では、東日本大震災以前は2割ほどあった原子力発電の割合が大幅に減少したことで、火力発電の割合が大きくなっています。火力発電は液化天然ガスや石油、石炭を燃やすことで発電をしていますので、発電時には二酸化炭素が発生します。

省エネにより消費電力を減らすことで、発電自体を抑えることができ、 結果的に二酸化炭素の発生を減らすことに繋がります。

例えば、エアコンの温度を適度に調整したり、照明器具を使わないときはこまめに消す、LED電球に交換する、省エネ機器に買い換えたりとこまめな省エネを行うことでも二酸化炭素排出量の減少に繋がっていきます。

地域や支援団体が行う環境保全活動に参加する

環境保全に貢献するために、普段の生活からできることに加えて地域や支援団体が実施している環境保全活動に参加するという方法もあります。

たとえば里山の手入れは、生態系の維持につながり、地域の清掃活動も地域の環境保全のために大きな意義がある活動です。 


太陽光発電と環境保全の関係性を解説!

私たちが環境保全に大きく貢献できる方法のひとつに、太陽光発電があります。住宅や社屋の屋上に設置するものや、広大な空き地一面に太陽光パネルを設置するようなメガソーラーといわれるものまで規模はさまざまですが、環境保全につながる有効な活動といえます。

太陽光発電は、クリーンエネルギーとも呼ばれ、企業として導入すれば、地球に優しい企業としてアピール材料にもなります。

しかし、太陽光発電はメリットばかりではなくデメリットも存在しますので、太陽光発電の導入を検討するのなら、メリットとデメリットのどちらも確認しておきましょう。 

太陽光発電のメリット

太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出せずに発電することができるため、地球温暖化対策に大きく貢献できることが太陽光発電の最大のメリットです。

太陽光発電のデメリット

太陽光発電の普及は地球温暖化対策としてはとても有効ですが、建物の屋上ではなく地上設置型の大規模な太陽光発電施設の場合は、森林伐採や土地の造成による地域の自然環境や生活環境への影響、太陽光パネル設置による景観の問題などが生じています。

このような太陽光発電のデメリットに対する制度として、環境アセスメント法と呼ばれる「環境に悪影響を与えないために事業内容の評価を受け、より環境保全の観点から望ましい事業計画を作る制度」があります。

環境アセスメント法については『環境アセスメントとは?環境影響評価に関する法律や資格をわかりやすく解説!』の記事をご参照ください。

環境保全活動

環境保全に好影響をもたらした取り組み事例

太陽光発電は、既に多くの事業者に導入されています。ここでは、特に環境保全につながった有効な取り組み事例を紹介します。

環境保全の事例① 愛知用水総合管理所

愛知用水総合管理所では平成19年度から太陽光発電を行っています。

愛知用水では落雷や台風などの災害による停電対策として太陽光発電を導入し、余剰電力は電気事業者に売電して管理費に充電することで諸経費の削減に成功しています。

天候による日照時間の変動で発電量の増減はあるものの、年間44,000KW以上の発電が行われおり、これは二酸化炭素量に換算すれば20トン以上を削減できたことになります。

環境保全の事例② 京都市鳥羽水環境保全センター

下水道事業は、その処理工程で多くのエネルギーを消費します。このエネルギー量は日本の年間消費電力量の約0.7%に相当するほどです。それに対する取り組みの1つとして京都 市鳥羽水環境保全センターでは、場内の水処理施設の上部を活用した大規模太陽光発電設備による発電事業を平成25年に開始しています。

発電した電力は固定価格買取制度 (FIT)を活用して売電されています。これは、一定の採算性を確保しながら環境保全にも貢献できるという理想の形になっています。


太陽光発電を導入することは、環境保全にとても有効な手段です。

環境に対する取り組みを実施することは、企業としても大きなアピールとなりますのでそういった観点からも環境保全の取り組みを検討してみてはいかがでしょうか。

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