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太陽光パネルの寿命は何年?パネルやPCSのメンテナンス方法を解説

2020.4.17

太陽光発電システムは一度設置すると10~20年継続使用することになります。屋外に設置される関係上、経年劣化は避けられません。特に、太陽光パネルや接続ケーブル・コネクタは劣化が避けられません。

一方で、きちんとメンテナンスを行うことで太陽光パネルや周辺材料の劣化を事前に把握し、安全性も確保することが出来ます。こちらでは、一般的な太陽光パネルや周辺機器の寿命とメンテナンスについて解説します。

太陽光パネル(ソーラーパネル)に寿命はある?

太陽光パネル(ソーラーパネル)に寿命はあるのでしょうか? 長期間にわたって屋外に設置され、時には風雨にさらされることになります。劣化を想定した設計にはなっていますが、当然ながら永久に使えるわけではありません。

太陽光パネル(ソーラーパネル)の寿命は法定耐用年数と、メーカーが発表している寿命に分けられます。それぞれについてくわしくお話ししましょう。

寿命をはじめとした太陽光パネルの基礎知識に関しては「太陽光パネルの価格・寿命・設置メリットを解説【太陽光発電の基礎知識】」でもお話ししています。

太陽光パネルの寿命①法定耐用年数

法定耐用年数とは、減価償却資産を使用できる期間として法的に定められた年数です。法定耐用年数は、財務省が資産ごとに設定しています。法人税の計算、その他会計上の処理などは、この法定耐用年数にもとづいて算出されます。

法定耐用年数はあくまでも減価償却可能な年数であり、使用できる年数とは直接関係ありません。また、国税庁は太陽光パネルに関して使用用途によって異なる法定耐用年数を設定しています。

参考までに、住宅用の太陽光パネルの法定耐用年数は17年です。また、自動車製造設備を稼働するための発電をする目的で太陽光パネルを導入する場合、自動車・同付属製造設備として分類され、法定耐用年数は9年になります。

パネルの寿命を知っておこう

太陽光パネルの寿命②メーカーが発表する寿命

ソーラーパネルの各メーカーは太陽光パネルが使えなくなるまでの大まかな寿命を公表しています。主に20~30年の寿命を設定された製品が一般的です。

ただし、太陽光発電の本格普及は2009年からであり、太陽光パネルの寿命に関する有効な統計データは多くありません。

太陽光パネル(ソーラーパネル)が経年劣化する原因とは?発電量にも影響

太陽光パネルは長期間、風雨にさらされ続けることにより少しずつ劣化し、寿命が縮んでいきます。具体的には、以下のような要素が劣化の原因です。

  • 経年使用によるパネル材料(封止材、ガラスなど)の劣化、パネルの損傷・故障(内蔵されているダイオードの故障など)
  • 陰影響などによる発電素子の損傷
  • パネルの汚損
  • 自然災害等によるパネルの破損

FIT開始当初資源エネルギー庁審議会で採用された太陽光発電システムの経年劣化率は年間0.27%です。またNREL(米国 国立再生可能エネルギー研究所)では、多くの太陽光発電所が毎年0.5%程度発電量低下するデータが公表されています。

パネルの破損は発電量の低下に

JPEA(太陽光発電協会)では太陽電池パネルは20年以上、パワーコンディショナは10~15年程度の寿命と説明しています。

太陽光発電システムをメンテナンスして長期間安定的に使いましょう

太陽光発電を安定して長期間安定・安全使用するには、適切にメンテナンスを行うことが大切です。改正FIT法(固定価格買取制度)では太陽光発電設備へのメンテナンスが義務として規定されているため、メンテナンス自体は必須です。

しかし、単なる義務としてだけではなく、長期間安定・安全使用するためにもメンテナンスを徹底しましょう。

具体的なメンテナンスとして以下の例があげられます。

定期点検

専門技術者が実施する設備の劣化・損耗を確認する点検です。太陽光発電システム全体や個別の機器の健全性を、目視や絶縁測定機器によって確認します。
50kW 未満の低圧配電線と連系する一般用電気工作物(家庭用も該当)、並びに事業用(自家用)電気工作物原則は、4年に1回以上実施する必要があります。

パネルの清掃

太陽光パネルの汚れは発電効率を低下させます。砂塵や火山灰で汚れ、雨水だけでの汚れ低下が期待できない地域では水洗浄も必要になってきます。

パネルの修理・交換

必要に応じて、太陽光パネルの修理・交換を行います。

パネルのメンテナンスは必要

メンテナンスの方法と費用などについては、「太陽光パネルのメンテナンス費用と方法は?義務化されている?」でくわしく解説していますのでご覧ください。

また、使用年数によってはメンテナンス以外の選択肢も検討する必要があります。メンテナンスを十分に行っていたとしても、一定の使用年数を過ぎた太陽光パネルの故障率が上がる点は否定できません。その時点で製品スペックが世代遅れになっていることも考えられるため、新モデルへ移行したほうがよい場合もあります。


太陽光発電システムの寿命とメンテナンスについてお話ししました。メンテナンスを手間に感じる方も多いかもしれませんが、太陽光発電システムを長期間安定・安全使用するためにはとても大切です。

日常的なメンテナンスのほか、専門業者による定期検査も欠かさず実施してください。

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