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メガソーラーとは?ビジネスで注目されるメガソーラーのメリットや注意点、導入事例もご紹介

2019.6.20

太陽光発電の採算性が注目される中、多くの企業が事業として太陽光発電施設を運営しています。大規模な太陽光発電施設は「メガソーラー」と呼ばれ、ビジネスモデルのひとつとなりつつあるようです。

こちらではメガソーラーの概要やメリット、導入事例などについてご紹介します。

メガソーラーとは?メリットや問題点はある?

メガソーラーとは、「出力1MW(1000kW)以上の太陽光発電システム」と定義されています。
昨今、相次ぐ自然災害によるエネルギー不足や、固定価格買取制度(FIT)により再生可能エネルギーにが注目され始めました。その中で、メガソーラーは基幹電源としての稼働も期待されている施設です。

メガソーラーは大規模な発電施設のため、面積として約2ヘクタールの土地が求められます。企業が産業用電力施設として運営していることが一般的です。

メガソーラーにはたくさんのメリットがある!

メガソーラーによる発電のメリットをご紹介します。

長期の安定的な収益が見込める

固定価格買取制度(FIT)により、住宅用太陽光発電の場合、固定買取価格は10年間適応されます。また、発電した電力の一部を売却する「余剰買取」が一般的で、発電した電力をすべて売却する「全量買取」は選択できません。
一方で、産業用メガソーラーの場合、固定買取価格が20年間変わらず、さらに「全量買取」が選べるため安定した収益が見込めます。

税制面で優遇される

メガソーラーは政府が実施している税制優遇の対象です。設備の普通償却、税額控除、法人税・相続税の税制面で優遇されるという特典があります。

土地を有効に活用できる

メガソーラー設備で作られた電気は電線で送られるため、アクセスのよい場所などは特に必要ありません。そのため、僻地や郊外など、用途がなく、安く売りだされている土地を有効活用できます。

他の発電と比べ、トラブルが少ない

太陽光発電を含む再生可能エネルギーによる発電は、地球にやさしくクリーンです。また、化石燃料(石油・石炭等)による発電、原子力発電と比較して、トラブルが少なく安全に運用できます。

メガソーラーとは

規模が大きくなるほどkW単価が下がる

一般的に、太陽光発電は規模が大きくなるほどkW当たりにかかるコストが低くなります。大規模な施設を設置するメガソーラーでは、この恩恵を十分に受けられます。

メガソーラーの問題点は?

一方で、メガソーラーには以下のような問題点もあります。

メンテナンスの際に手間や費用がかかる

メガソーラーでは太陽光パネルを大規模に展開するため、小規模な太陽光発電設備と比較して手間や費用がかかります。また、故障した特定のパネルを見つけるのは時間がかかります。

ただし、規模が大きいため数枚のパネルが故障していたとしても発電にそれほど悪影響はありません。

近隣住民・環境への配慮

メガソーラーを設置する場所によってはトラブルが起こりえます。

過去には、「メガソーラーの設置によって景観が害された」と訴える住民と設置業者との間でトラブルが起きました。また、「山肌にメガソーラーを設置したことにより土埃が舞うようになった」「フェンスやパネルが風で飛ばされて危険」といった声もあがっています。

メガソーラーの導入量を知っておこう

2016年度末時点で、約1,135万kWのメガソーラーが導入されていました。これは、太陽光発電全体の約30%を占める導入量です。

FIT制度に認定された累積設備容量は、メガソーラーだけで約4000万kWに達しており、太陽光発電全体では約46%を占めています(2017年3月末、改正FIT法施行前のデータ)。

多くの企業がビジネスとしてメガソーラーに注目

メガソーラーによる売電は多くの企業からビジネスモデルとして注目されています。

2019年度の固定買取価格制度では、メガソーラーを含む500kW以上の太陽光発電設備では、入札によって売電価格が決定されることになりました。入札によって一度決まった売電価格は20年間固定です。安定した利益が期待できるほか、収益の管理がしやすくなります。

太陽光発電の入札

また、太陽光がエネルギー源のため、エネルギー枯渇の心配がありません。燃料を海外輸入によって調達しなくてもよい、というメリットもあります。さらに、遊休地が利用できるため、土地のコストも割安です。

メガソーラービジネス成功のポイント

メガソーラービジネスによる成功を最大化するためのポイントをご紹介します。

発電効率の高い設置場所選び

メガソーラー発電による利益は、発電量に大きく依存しています。単純に大規模な設備であれば多くの発電量が期待できるわけではありません。日照条件や太陽光の向きを考慮した、発電効率の高い設置場所選びが求められます。

初期コストの軽減

住宅用太陽光発電の固定買取価格は低下傾向が続いています。入札によって決まる産業用太陽光発電の固定買取価格もその影響は免れないでしょう。
利益を確保するためには長期的な運用を見据えつつも、いかに初期コストを軽減するかが重要です。

長期的な維持計画

太陽光発電システムを運用していく限り、適切に稼働させるためのメンテナンスが求められます。メガソーラーは大規模なだけに、維持の手間や費用が増大します。長期的に維持することを考えて運用計画を立てることが大切です。

日本各地のメガソーラー導入事例

日本に設置されているメガソーラー施設をいくつかご紹介します。

いわぬま臨空メガソーラー発電所

「いわぬま臨空メガソーラー発電所」は、宮城県岩沼市にあるメガソーラーです。

東日本大震災の被害によって利用困難になった農地を再利用するために設置されました。「丸紅株式会社」の子会社である「いわぬま臨空メガソーラー株式会社」によって運営されており、発電出力は約28.3MWです。

新潟雪国型メガソーラー

「新潟雪国型メガソーラー」は新潟県新潟市東区昭和シェル石油敷地内に設置されたメガソーラーです。

太陽電池として昭和シェル石油の子会社が開発したモジュールが採用されています。一般的な住宅300軒分にあたる1MWの発電能力を有しています。

瀬戸内Kirei太陽光発電所

「瀬戸内Kirei太陽光発電所」は岡山県瀬戸内市錦海塩田跡地に設置されたメガソーラーです。

プロジェクトは大手金融機関、電力会社、エンジニアリング会社によって組成された「瀬戸内 Kirei 未来創り合同会社」によって運営されています。2018年に運転を開始した本メガソーラーの規模は東京ドーム約100個分に相当し、この時点で国内最大です。パネルによる出力は約235MWに達します。


メガソーラー事業に参入する企業は着実に増加しています。

大規模な太陽光発電施設の建設が続けば、日本のエネルギー自給問題が少しずつ改善されていくかもしれません。今後も、メガソーラービジネスの動向に注目が必要です。

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